令和6年12月20日に保健管理センターとダイバーシティ推進室が主催し、「ジェンダー～性を科学する～多様な性と生」の公開授業を開催しました。

当日は、講師として当事者の佐藤みどりさんが220名（うち公開授業7名）に、LGBTの当事者は約10人に一人の割合で存在していること、ご自身の生い立ちや中高生時代の悩み、カミングアウトの経緯など「性の多様性についての基礎知識」や「自分の経験について」お話しされました。

また「大切なひとからカミングアウトされたらどうする？」「あなたの中にある、こうあるべき、普通は〇〇などの偏見は？」などグループで話し合うディスカッションも設けられ、受講生同士で活発な意見交換も行われました。

受講生からは「今回の先生の授業を受けて自分がトランスジェンダーの人と関わる時のイメージを湧かせることができた。トランスジェンダーの人と良い関係を築けるようになりたい」「無意識の偏見（アンコンシャス・バイアス）は誰でもあるものであり、『傷つけていないか』、『癖』、『決めつけ・押しつけ』をしっかり自分で確認し、違うことを理由に相手を攻撃しないことが大切であることを改めて認識した。」等の感想が寄せられました。