島根大学 ダイバーシティ推進室

室長メッセージ

島根大学理事・副学長(総務・労務担当)
ダイバーシティ推進室長
藤田 達朗

「男女が、互いにその人権を尊重しつつ責任も分かち合い、性別にかかわりなく、その個性と能力を十分に発揮することができる男女共同参画社会の実現」を「二十一世紀の我が国社会を決定する最重要課題」(前文)と位置付ける男女共同参画社会基本法が1999年に制定・施行され、国、自治体などでその取り組みが進められてきました。
島根大学でも2006年に男女共同参画推進委員会を設置し、男女共同参画社会実現を目指して取組を進め、2008年に科学技術振興調整費「女性研究者支援モデル育成」事業に採択されました。
これを契機に男女共同参画推進室が設置され、出産・育児や家族の介護などで研究時間確保が困難な教員のための研究サポーター制度の運用、「さぽっとカフェ」等の情報・意見交換の場の定期的開催、「SAN’INご縁ねっと」等女性研究者支援の取り組みを推進してまいりました。
男女共同参画に関していえば、当初と比べ女性教員の数は増え、育児や介護と仕事との両立支援は充実してきました。
ただ、課題として、大学の意思決定にかかわる女性の数は欧米に比べてまだまだ少なく、無意識のバイアスも依然として存在しており、これからは量から質へと転換していく必要があります。
そこで、本学は2019年6月に「ダイバーシティ推進宣言」を行いました。
また、男女共同参画推進室をダイバーシティ推進室に改組し、学内におけるダイバーシティの推進に取りかかりました。そして、2019年9月には文部科学省科学技術人材育成費補助事業「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(牽引型)」に採択されました。

今後、島根大学が「地域に根ざし、地域社会から世界に発信する個性輝く大学」としてさらに飛躍するために、多様な価値観や生き方を尊重する学内文化を醸成し、構成員一人ひとりの才能を活かしながら、教育研究活動を通じて地域社会に活力を生み出し、活力にあふれる地域の未来を先導する大学でありたいと考えます。

皆様のご理解とご協力を、心からお願いいたします。