公開日 2024年03月06日
令和6年2月16日に、まつえワーク・ライフ・バランス推進ネットワークによるシンポジウム、【ダイバーシティと企業価値向上】がホテル一畑にて開催されました。
基調講演では、福島敦子氏より「創造性を発揮している会社経営者の方々に、『優れたアイデアが生まれた時はどんな時か』質問したところ、『自分とは全く関係ない仕事をしている人と世間話をしている時にふとアイデアが浮かんで、自分の仕事に大きい成果を与えた』という答えが多かった。異分野、異業種を組み合わせることが大きな価値につながる」とお話しされました。また、会社のために働いてくれる従業員に感謝を伝えたり、従業員の人間力を高める前向きのチャレンジを応援することは、会社にとっての投資であり、多様な視点や感性、スキル、経験を持った多様な人材が活躍できる組織をつくることの重要と話されました。
パネルディスカッションでは、本学副学長の河野がコーディネーターを務め、モルツウエル株式会社専務取締役の野津明子氏、キャリアコンサルタントの越野由美子氏、上定昭仁松江市長よりそれぞれ発表がありました。その後のディスカッションでは、女性が仕事と家庭を両立させ、生き生きと社会で活躍するためには、男女の役割分担の是正、長時間労働や職種の制限をなくしたり女性管理職を増やすなど、「ダイバーシティ&インクルージョン」の推進が大切で、ひいては企業価値の向上、企業の発展につながるということでした。