公開日 2021年07月12日
6月14日、16日、18日の3回にわたって、英語論文の書き方セミナー(実践編)を実施しました。このセミナーは、数々の大学で講義実績のある大人気講師の小野 義正氏(理化学研究所 創発物性科学研究センター)をお招きし、昨年度ご好評いただいたセミナーの続編として開催しました。日本語を英訳するのではなく、英語的発想で英語論文を書くためのポイントを丁寧に解説していただきました。
各講義の参加人数と動画再生回数は下記の通りです。
第1講義:161名(動画再生回数:7回)
第2講義:122名(動画再生回数:5回)
第3講義:88名(動画再生回数17回)
第1講義では、「英語の発想」で論文を書くという点について、論理構成の立て方や英語表現のルールなどを教えていただきました。
第2講義では、英語論文の各項目の書き方や修正例、避けるべき用例などについて具体的に教えていただきました。
第3講義では、日本人がしてしまいがちな論理的な誤りや文法的なミス、原稿を書き上げたあとの推敲の仕方についてご説明いただきました。
90分×3コマの授業でしたが、どの回も内容が濃密で、大変貴重な学びの機会となりました。最後に、小野先生からこれから英語論文にチャレンジする皆様に向けたメッセージをいただきましたのでご紹介します。
==========================================
英語論文はまず書き始めることが重要です。直されても直されても、査読者から辛口コメント
があっても、戦って論文出版まで頑張っていただきたいと思います。いくつも論文を書くこと
によって、どんどん書きやすくなってきます。英語論文執筆については、いつまでも勉強が
続くことになりますが、少しずつ書きやすくなり、論文も通りやすくなってきますので、最後
まで頑張り抜きましょう。
==========================================
授業や会議等で講義を聞き逃した方、講義に参加したけれど復習をしたい方は、ダイバーシティ推進室までお問い合わせください。お申し込みがお済みでない方は、申込フォームにご入力いただければご連絡いたします。