島根大学 ダイバーシティ推進室

SAN’INご縁ネット/福田詩織先生(島根県立大学)「成長期におけるリンの過剰摂取が抗老化タンパクα-klotho発現に及ぼす影響​」を開催しました

公開日 2020年11月17日

 11月5日(木)12:00~13:00に第44回ご縁ネットミーティングを、オンラインで開催しました。今回は島根県立大学 福田詩織先生に「成長期におけるリンの過剰摂取が抗老化タンパクα-klotho発現に及ぼす影響」をテーマにお話しいただきました。

 今回は、島根大学の教職員、島根県産業技術センター研究員の方など、計10名の方の参加がありました。

 マウスを用いた実験によると成長期においてハムやウインナーの添加物として含まれるリン化合物の過剰摂取が腎石灰化のリスクを高めてしまう可能性があるとのこと。同じ結果が人間に現れるかどうかはわからないとしてもリン化合物を含む食品の摂取について考えさせられました。また、福田先生が学生と一緒に実施している地域活動についても発表され、福田先生の教育、研究、そして地域貢献に奮闘されている様子が良く伝わってきました。

 質疑応答の時間には、福田先生への質問だけでなく、福田先生から地域での活動や異分野交流において自身の研究発表をする際の注意点について参加者に質問がありました。参加者それぞれの地域活動の経験や考え方など活発な発言があり、学びの多い時間となりました。