島根大学 ダイバーシティ推進室

SAN’INご縁ネット/竹内麻希子先生(長岡高専)「光でモノをはかる」を開催しました

公開日 2020年01月22日

2020年1月20日(月曜日)18:00~19:00に島根大学松江キャンパスにて第39回ご縁ネットミーティングを開催しました。

 今回は(独)国立高等専門学校機構長岡工業高等専門学校 電気電子システム工学科 准教授 竹内 麻希子先生より「光でモノをはかる」というタイトルでお話していただきました。参加者は10名で、米子高専、松江高専からも参加がありました。

竹内先生の研究分野はレーザー分光計測、環境情報計測で、非破壊で様々な物質の品質評価を行なっています。今回は太陽電池化合物半導体の評価と農産物の検査についてお話しいただきました。

太陽電池の開発は長岡高専の様々な研究者との共同プロジェクトとして様々な角度から研究が進んでおり、学生もその一端を担っているとのことでした。また、農産物での研究では「新潟コシヒカリの精米成分と食味の関係」や「トマト果実の非破壊品質評価」についてお話ししていただきました。

お話を受け、参加者から「様々な種類の太陽電池を開発する意味を教えてください」「形が悪くても美味しいことを示すことができれば、農産物の市場価値が上がるのではないでしょうか」「カニなどの水産物の品質評価に応用できないでしょうか」などの様々なコメントや質問が出されました。


「忙中閑あり」こんなひと時が、新しいアイデアにつながることを実感できました。