島根大学 ダイバーシティ推進室

SAN’INご縁ネット/小竹雅子先生(島根大学)「人文・社会科学系研究評価に関する課題―研究の発展につながるような評価とは―」を開催しました

公開日 2019年05月27日

2019年5月27日(月) 18:35~19:35にSAN’INご縁ネットミーティングにて、島根大学研究推進室 小竹雅子先生より「人文・社会科学系研究評価に関する課題-研究の発展につながるような評価とは-」についてお話しいただきました。

学術雑誌のインパクトファクターや論文の被引用数等により研究業績評価が行われる理系と異なり、人文・社会科学系研究の評価は複雑ですが、その中で公平な評価を行うためにどうしたらいいのかを参加者7名で話し合いました。一口に文系と言っても、普遍的知識の生産を行うことを重視する心理学・哲学分野、知識・文化の普及を目指す日本史学、英文学分野、社会での応用・実践を追求する教育学、経営学、法学分野など、方向性が大きく違い、画一に評価することの困難さを共有することができました。 今後も、この問題の構造や今後の方向性について、一緒に考えていきたいと思います。