島根大学 ダイバーシティ推進室

出前授業「思春期のこころと体」を実施しました

公開日 2019年02月28日

2019年2月28日(木)島根大学教育学部附属中学校において島根大学保健管理センター 河野美江教授による「思春期のこころと体」と題した授業が行われました。

 

講演では、赤ちゃん誕生のビデオを見た後、妊娠、避妊、性感染症といった体の変化や、男女交際と性の多様性といったこころの成長について話がありました。また、人が付き合っていく上で境界線を大切にしなければいけないこと等の説明がありました。参加した生徒からは、「こころと体の成長には人それぞれ個人差があることがわかった」「講演を聞く前は、性はあまり触れちゃいけないものだと思っていたけれど、聞いた後は性は大切なものなんだなと思った」「『人の境界線』という言葉を知らなかったので、知ることができて良かった」などの声が聞かれました。

また、保護者からも「他者とのつき合い、コミュニケーションのとり方について、自分の境界線、相手の境界線を理解し尊重することの大切さを改めて感じた」「専門の先生からきちんとしたお話をしていただく機会が少ないので、ネットなどで誤った情報にまどわされることがなくなると思った。男子の悩みも女子の悩みもお互いに共有できたこともよかった」といった感想が寄せられました。

JST女子中高生理系進路選択支援プログラム「しまねガールズ・サイエンスプロジェクト」共催
島根大学は科学技術振興機構(JST)からの受託事業「女子中高生の理系進路選択支援プログラム」により、女子中高生の科学への興味を促し、自分自身の将来を見据えたキャリアデザインを考える場を提供し、理系のイメージを変え、理系キャリアの意識醸成を図ることを目的に、「地域とともに課題を見つめ、キャリアをデザインする-しまねガールズ・サイエンスプロジェクト」を実施しています。