島根大学 ダイバーシティ推進室

出前授業「思春期のこころと体」を実施しました

公開日 2019年01月18日

2019年1月18日(金)、松江市立八雲中学校において島根大学保健管理センター 河野美江教授による「思春期のこころと体」と題した講演が行われました。

この講演には、3年生の生徒70名、
教員6名が参加しました。

講演では、赤ちゃん誕生のビデオを見た後、妊娠、避妊、性感染症といった体の変化や、男女交際と性の多様性といったこころの成長について話がありました。また、人が付き合っていく上で境界線を大切にしなければいけないこと等の説明がありました。

参加した生徒からは、「性は私たちの人生にとって、とても大切なことなのだということが改めてよく分かった」「自分にとっての境界線を大事にし、他の人にとっての境界線も尊重することが大切だと思った」「何か困ったことや相談したいことがあったら、友達や信頼できる人に相談して自分のこころと体と向き合っていきたい」といった声が聞かれました。また、教員からは「思春期のこころと体の変化について大変わかりやすく教えていただいた」「多くの生徒が『境界線』や『同意』という言葉が心に残ったようで、この先たくさんの人と出会っていく中で、プライバシーやマナーを守ることが自分と相手を守ることにつながるとわかったようだ」などの感想が寄せられました。

JST女子中高生理系進路選択支援プログラム「しまねガールズ・サイエンスプロジェクト」共催
島根大学は科学技術振興機構(JST)からの受託事業「女子中高生の理系進路選択支援プログラム」により、女子中高生の科学への興味を促し、自分自身の将来を見据えたキャリアデザインを考える場を提供し、理系のイメージを変え、理系キャリアの意識醸成を図ることを目的に、「地域とともに課題を見つめ、キャリアをデザインする-しまねガールズ・サイエンスプロジェクト」を実施しています。