島根大学 ダイバーシティ推進室

出前授業「働く領域を広げよう~働くことの意義~」を実施しました

公開日 2018年11月27日

2018年11月27日(火)、出雲市立湖陵中学校において、アサヒ工業株式会社實重温子取締役により「働く領域を広げよう~働くことの意義~」と題した授業が行われました。

授業では、まず講師の自己紹介から始まり、年齢を追って現在までの経験談をもとに話がありました。また、何度かの挫折をどのように乗り越えていったのかについても話しがあり、「何のために働くのか」「今日からできることって何だろう?」を中心に説明がありました。現在の仕事内容や、職場内での改革についても説明があり、休暇が取れる職場、退職者を出さない職場へと努力をした具体例についても紹介がありました。

この出前授業には、湖陵中学校3年生33名、教員3名が参加しました。

参加した生徒からは、「就職するまでの苦労や流れが参考になった」「進路選択でどのようなことが必要かを教えてもらった」「自分の進路について考える機会になった」「女性の社会参加に対して積極的に行動していて、すごいなと思った」「将来の参考になる貴重な話だった。今回のことを活かして頑張りたいと思う」といった感想がありました。また、教員からは「生徒は9月末に3日間職場体験学習を行っており、働くことへの関心、あるいは進学してやがて就職していくことを強く意識していると思われる。この度の内容はとても生徒に合った内容で、これから受験を迎えるにあたり、大変有意義な時間を過ごしたと思う」との声が寄せられました。

JST女子中高生理系進路選択支援プログラム「しまねガールズ・サイエンスプロジェクト」共催
島根大学は科学技術振興機構(JST)からの受託事業「女子中高生の理系進路選択支援プログラム」により、女子中高生の科学への興味を促し、自分自身の将来を見据えたキャリアデザインを考える場を提供し、理系のイメージを変え、理系キャリアの意識醸成を図ることを目的に、「地域とともに課題を見つめ、キャリアをデザインする-しまねガールズ・サイエンスプロジェクト」を実施しています。