公開日 2018年11月12日
2018年11月12日(月)、島根県立大社高校において、島根大学医学部佐野千晶准教授により「身近な病原微生物」と題した授業が行われました。
授業では、微生物と人間との共生や、病院での感染管理の話等があり、微生物に対する基本的な理解がなされました。また、実際にN95マスクを着用し、新型インフルエンザの流行がもし起こった場合の対処方法について説明がありました。
参加した生徒からは、「菌についてとても勉強になり、おもしろかった」「ウイルスと細菌の違いが参考になった」「人の体の微生物のことでの作用が参考になった」「実物をさわったりみたりできて参考になった」「もう少しゆっくり聞きたかった」「医療について現場の人の言葉が聞けてモチベーションにつながった」という声が聞かれました。また、教員からは「内容が大変おもしろく、時間設定を50分としていたがもっと長くしていてもよかったなと感じた」「生徒達は、普段の学習とは違う内容や発展的内容に面白さを感じていたようだ」などの感想が寄せられました。
JST女子中高生理系進路選択支援プログラム「しまねガールズ・サイエンスプロジェクト」 島根大学は科学技術振興機構(JST)からの受託事業「女子中高生の理系進路選択支援プログラム」により、女子中高生の科学への興味を促し、自分自身の将来を見据えたキャリアデザインを考える場を提供し、理系のイメージを変え、理系キャリアの意識醸成を図ることを目的に、「地域とともに課題を見つめ、キャリアをデザインする-しまねガールズ・サイエンスプロジェクト」を実施しています。