公開日 2018年09月26日
2018年9月26日(水)、第26回SAN’INご縁ネットイブニングミーティングにて、島根大学生物資源科学部 池浦 博美先生に「パクチーの香りの機能性」についてお話しいただきました。
パクチーは、茎葉部は東南アジアでハーブとして利用されていますが、植物全体に精油が含まれており、特に茎葉部はカメムシのような香りがすることが特徴です。パクチーの茎葉部の香りは、強い消臭効果を持ち、介護の分野などでの応用が期待されているとのことでした。また、植物病原菌への抗菌活性を有しており、特にイチゴ炭そ病菌に高い抗菌活性を持つそうです。 参加した9名は、分離されたパクチーの香り成分を興味深く嗅ぎ、研究応用について熱く討議していました。