公開日 2018年08月10日
2018年8月10日(金)に、「第25回SAN’INご縁ネットイブニングミーティング」を開催しました。今回は10名が参加し、島根大学人間科学部福祉社会コース 佐藤桃子先生より「デンマークの子どもたちー多様性を育む仕組み」をお話しいただきました。
人口約580万人のデンマークは、福祉サービスが充実していますが、その裏には国民が政治に参加することが当然という民主主義の考え方があります。子どもたちは学校で議論しあうことを学び、中学校では約6万人が参加する模擬選挙があるそうです。
人口約580万人のデンマークは、福祉サービスが充実していますが、その裏には国民が政治に参加することが当然という民主主義の考え方があります。子どもたちは学校で議論しあうことを学び、中学校では約6万人が参加する模擬選挙があるそうです。虐待を受けた子どもたちの社会的養護に関しても、自分の措置について自己決定でき、最近では親族里親が増えているそうです。 参加者からは「日本の学校では『空気を読む』ことが重視され、対話や議論を避ける」、「日本の子どもたちが、自分の意見を言えるようになるにはどうすればいいか」などいろいろな意見が出て、活発に話し合いました。