公開日 2018年08月09日
2018年8月9日(木)に、女子児童・女子中学生を対象に、松江工業高等専門学校において工作教室が実施されました。
ものづくりを通して理科・科学の面白さを学び、理系進路選択について考えることが目的でした。今回の工作教室は、「親子でデザインするメタルキーホルダー」と題して、金色のメタルプレートにパソコンでデザインして、親子でキーホルダーを製作しました。
まず、パソコン上のソフトに丸や三角形などの幾何学模様で図形を描写して、次に名前や好きな文字を記入しました。親子による協同のデザインで、各ペアがオリジナルの絵柄を作成することができました。これをセットしたメタルプレートに印刷すると、パソコン上のデザインがメタル上にデザインされることを確認しました。デザインは微小で硬度な針を用いた点描の原理を用いていることを説明しました。顕微鏡を用いて拡大して、点の集合で絵が描かれていることを観察することができ、ものづくりとその原理を学習することができました。
参加した女子中学生からは、「仕組みについては難しくて理解ができませんでしたが、面白かった」などの感想を聞くことができました。
JST女子中高生理系進路選択支援プログラム「しまねガールズ・サイエンスプロジェクト」 島根大学は科学技術振興機構(JST)からの受託事業「女子中高生の理系進路選択支援プログラム」により、女子中高生の科学への興味を促し、自分自身の将来を見据えたキャリアデザインを考える場を提供し、理系のイメージを変え、理系キャリアの意識醸成を図ることを目的に、「地域とともに課題を見つめ、キャリアをデザインする-しまねガールズ・サイエンスプロジェクト」を実施しています。