公開日 2018年08月04日
2018年8月4日(土)、島根大学においてサイエンスカフェを実施し、島根大学生物資源科学部の児玉有紀准教授による「小さな体に大きな可能性!ミドリゾウリムシを使った研究紹介」と題した講演がありました。
ゾウリムシ愛あふれる児玉准教授の生き生きとした楽しい研究紹介に、参加者は引き込まれるように聴講しました。講演後には、成熟度の高い個体が成熟度の低い個体の一部を取り込むことで若返る現象について、人間などの高等生物に対する適用は可能か、など活発な質疑応答がありました。
参加した女子高生からは、「細胞内共生について、不明確だったことが、とても分かりやすく、楽しく知ることができました」等の感想がありました。保護者からも「門外漢ですが、おもしろく聴き、理解もできる部分大でした」などの声が寄せられました。
JST女子中高生理系進路選択支援プログラム「しまねガールズ・サイエンスプロジェクト」 島根大学は科学技術振興機構(JST)からの受託事業「女子中高生の理系進路選択支援プログラム」により、女子中高生の科学への興味を促し、自分自身の将来を見据えたキャリアデザインを考える場を提供し、理系のイメージを変え、理系キャリアの意識醸成を図ることを目的に、「地域とともに課題を見つめ、キャリアをデザインする-しまねガールズ・サイエンスプロジェクト」を実施しています。