公開日 2018年07月28日
2018年7月28日(土)、女子中学生・高校生を対象に、松江オープンソースラボにおいて体験学修「プログラミング体験ワークショップ」を実施しました。
ワークショップを通じて仕事の魅力や科学の役割を学び、理系進路選択について考えることが目的でした。ワークショップでは、Rails Girls ガイドにより、コーチに教えてもらいながらプログラミング言語Rubyで写真付きメモアプリを作成しました。参加した女子中学生の中には、プログラミングを授業などで経験し興味を持って参加した生徒や、普段はパソコンを利用しないがプログラミングに興味があり参加した生徒もいました。
リケジョの学生生活を紹介するコーナーでは、高専学生による今回用いたプログラミングが含まれるソフトウェアの話や、島根大学生によるプログラミングを情報系ではなく他の分野(発表は血管新生のモデルであった)に用いた研究の話が紹介されました。また、システムエンジニアであるCSAの吉岡氏からは仕事内容ややりがいについて、同じくテクノプロジェクトの松岡氏からは女性ならではの力が発揮できる分野としてのSEの魅力について、それぞれ話をしていただき、女子中学生たちは真剣に聞いていました。
ワークショップ終了後、参加者からは「自分で作ったものを自分で動かすことはとても楽しいと思った」、「操作ができるととても楽しく、達成感を感じ楽しかった」、「難しいことをできるようになって嬉しかった」、「経験になった。将来に活かしていきたい」、「いろんなことが知れて良かった。これからもパソコンを使っていきたい」、「また参加したいと思った」などの感想が寄せられました。
JST女子中高生理系進路選択支援プログラム「しまねガールズ・サイエンスプロジェクト」 島根大学は科学技術振興機構(JST)からの受託事業「女子中高生の理系進路選択支援プログラム」により、女子中高生の科学への興味を促し、自分自身の将来を見据えたキャリアデザインを考える場を提供し、理系のイメージを変え、理系キャリアの意識醸成を図ることを目的に、「地域とともに課題を見つめ、キャリアをデザインする-しまねガールズ・サイエンスプロジェクト」を実施しています。