島根大学 ダイバーシティ推進室

出前授業「思春期のこころと体」を実施しました

公開日 2018年02月23日

2018年2月23日(金)に、しまねガールズ・サイエンスプロジェクトの一環として、島根大学教育学部附属中学校において、島根大学保健管理センター 河野美江准教授により「思春期のこころと体」と題した出前授業を実施しました。

まず、赤ちゃんの誕生のビデオを見た後、第二次性徴や男女交際、性の多様性についての講演を行いました。また、産婦人科医師という立場から、女性が理系に進学して医師や研究者となることやキャリアプランについて話し合いました。

この出前授業は、島根大学教育学部附属中学校1年生の男子生徒60名、女子生徒67名、
教員3名が参加しました。

参加した生徒からは、「性に対する考え方がかわった」「相手のことを尊敬することが大切だと思った」「女子の理系推進ということもあり理系もいいなと思った」などの感想が聞かれました。そして、進路については中学1年生ということもあり、「いろいろな進路があることがわかった」「改めて進路を考えることができた」という答えがあり、将来について考える良い機会になったようでした。

 JST女子中高生理系進路選択支援プログラム「しまねガールズ・サイエンスプロジェクト」共催 
島根大学は科学技術振興機構(JST)からの受託事業「女子中高生の理系進路選択支援プログラム」により、女子中高生の科学への興味を促し、自分自身の将来を見据えたキャリアデザインを考える場を提供し、理系のイメージを変え、理系キャリアの意識醸成を図ることを目的に、「地域とともに課題を見つめ、キャリアをデザインする-しまねガールズ・サイエンスプロジェクト」を実施しています。