公開日 2018年01月31日
2018年1月31日(水)、しまねガールズ・サイエンスプロジェクトの一環として、島根県立大田高等学校を対象に株式会社イワミ村田製作所で企業見学会が実施されました。
今回は、大田高校2年生の男子生徒20名と女子生徒4名、教職員6名が参加しました。最先端の技術に触れ、生産工程などを見学する事で理系に関する興味関心を深め、理系進路選択について考えることを目的としたもので、まず、会社の説明があり、地域貢献や世界最先端技術などの話を聞き、実際にコンデンサを生産している現場を見学しました。工場見学終了後、コンデンサの働き・構造についての説明を聞き、実験キットを使って体験を行いました。
最後に、イワミ村田製作所の若手社員から参加した生徒達に、大学選択や職業選択、また自身の体験談などのお話がありました。参加した生徒からは、「工学のことがあまりよく分かっていなかったので、参考になった」、「実際に機械を見ることができて興味が沸いてきた」などの感想が聞かれました。また、「社員の方からの進学先や就職先の決め方の話が、とても参考になった」、「勉強や大学を選んだ理由を実際に聞くことができたのが良かった」との声もあり、今回の企業見学を通じて理系進路選択への興味を持ってもらえたのではないでしょうか。
JST女子中高生理系進路選択支援プログラム「しまねガールズ・サイエンスプロジェクト」共催 島根大学は科学技術振興機構(JST)からの受託事業「女子中高生の理系進路選択支援プログラム」により、女子中高生の科学への興味を促し、自分自身の将来を見据えたキャリアデザインを考える場を提供し、理系のイメージを変え、理系キャリアの意識醸成を図ることを目的に、「地域とともに課題を見つめ、キャリアをデザインする-しまねガールズ・サイエンスプロジェクト」を実施しています。