公開日 2017年12月08日
2017年12月8日(金)に、しまねガールズ・サイエンスプロジェクトの一環として、島根県立出雲高等学校において、島根大学生物資源科学部 山口陽子特任助教による「マイナー生物研究のススメ」と題した出前授業を実施しました。
初めに、山口先生よりこれまで取り組まれた研究についての紹介がありました。
研究内容の説明時には、生徒から質問が飛び交い、それに先生が答えるといった授業展開となり、生徒の関心の高さが伝わってきました。
また、先生の研究対象である「ヌタウナギ」の歯や卵の殻などを実際に生徒に見せ、手に触れる事で驚きと疑問が生まれ、教員までも巻き込んだ活気ある出前授業となりました。
そして、マイナー生物の研究をしている上での大変な事や現在のどのような研究内容が流行しているのかとの話もありました。
参加した生徒からは、「医師になりたいと思っていたが、マイナー生物の研究もいいなと思った」、「マイナーな生物の研究に興味をもった」との声が聞かれ、研究に関する興味関心が高まったようでした。
JST女子中高生理系進路選択支援プログラム「しまねガールズ・サイエンスプロジェクト」共催 島根大学は科学技術振興機構(JST)からの受託事業「女子中高生の理系進路選択支援プログラム」により、女子中高生の科学への興味を促し、自分自身の将来を見据えたキャリアデザインを考える場を提供し、理系のイメージを変え、理系キャリアの意識醸成を図ることを目的に、「地域とともに課題を見つめ、キャリアをデザインする-しまねガールズ・サイエンスプロジェクト」を実施しています