公開日 2017年11月21日
2017年11月21日(火)に、しまねガールズ・サイエンスプロジェクトの一環として、雲南市立大東中学校において、島根大学保健管理センター 河野美江准教授により「性について」と題した出前授業を実施しました。
まず、赤ちゃん誕生のビデオを見た後、第二次性徴、妊娠、避妊、性感染症や、男女交際、性の多様性についての講演を行いました。
また、産婦人科医師という立場から、女性が理系に進学して医師や研究者となることについてもお話されました。
参加した生徒からは、「正しい知識を持って、自分を大事にしようと思った」、「マンガで描かれていることが、違うという事が分かった」、「人と付き合う時に境界線を守ることが大切という事が分かった」などの感想が聞かれました。
そして、進路については中学3年生ということもあり、大学進学を希望する生徒のほとんどが文系学部、理系学部どちらか迷っているとの答えが多く、この講演会を通して「どういう仕事に就くか、改めて将来について考えることができた」、「自分の進路を見直すことができた」、「理数に興味がわいた」という答えがあり、将来について考える良い機会になったようでした。
JST女子中高生理系進路選択支援プログラム「しまねガールズ・サイエンスプロジェクト」共催 島根大学は科学技術振興機構(JST)からの受託事業「女子中高生の理系進路選択支援プログラム」により、女子中高生の科学への興味を促し、自分自身の将来を見据えたキャリアデザインを考える場を提供し、理系のイメージを変え、理系キャリアの意識醸成を図ることを目的に、「地域とともに課題を見つめ、キャリアをデザインする-しまねガールズ・サイエンスプロジェクト」を実施しています。