公開日 2017年09月21日
2017年9月21日(木)に、島根大学にて、第2回キャリアデザインセミナーを実施しました。
今回は、島根大学が高校向けに実施している「大学見学」にあわせて行われ、女子高校生14名が参加し、本学の大学生、大学院生2名と進路などについて話し合いました。はじめに簡単な自己紹介をし、今後の進路について話し合いました。
高校生からは進路先について「工学部、栄養学部、教育学部、保育士を目指せる学部、外国語学部」などの声も聞かれましたが、まだ全員高校1年生ということもあり、「進路について決まっていない」との答えが多くありました。 また、「先輩たちは大学や学部をどうやって決めましたか?」との質問に、「『自分は何がすきなのだろう』と考えてから、大学や学部を決めました」「大学では好きなことだけをしたかったので、ホームページで大学を探し、教授の研究を見て学部を決めました」と具体的な回答がありました。
次に、「大学のどのような授業が面白いと感じていますか?」との問いに、「地域に入り込んでいくことが好きなので、地域に関する授業が好きです。島根大学では、大学のサークルや授業で県内の企業と一緒に作るものがたくさんあります。私は1年生の時から、積極的にそういう授業を選びました。」「私の学科は文系と理系の中間コースなので、文系と理系両方の科目を選ばないといけないけれど、視野が広がります。」と答えていました。
最後に大学院生から女子高校生へ、「大学1年のときに『就職はこれ』と狭く決めてしまうのではなくて、幅広く選択してじっくり考えることをお勧めします」とのアドバイスがありました。
参加した女子高校生は、「大学をどのように決めるべきか、詳しく教えていただいた」「大学についての話を聞き、将来についてもっと深く考えたい」「大学の様子や大学生と直接話すことで、より深く知ることができた」「勉強や生活のことなどとても参考になり、島根大学の雰囲気がとてもよかった」と多くの感想が聞かれました。
今回のキャリアデザインセミナーを通して、自身の進路や将来について考える良い機会になりました。
JST女子中高生理系進路選択支援プログラム「しまねガールズ・サイエンスプロジェクト」 島根大学は科学技術振興機構(JST)からの受託事業「女子中高生の理系進路選択支援プログラム」により、女子中高生の科学への興味を促し、自分自身の将来を見据えたキャリアデザインを考える場を提供し、理系のイメージを変え、理系キャリアの意識醸成を図ることを目的に、「地域とともに課題を見つめ、キャリアをデザインする-しまねガールズ・サイエンスプロジェクト」を実施しています。