島根大学 ダイバーシティ推進室

松江高専で「夏の工作教室(香りの科学)」を実施しました

公開日 2017年08月18日

2017年8月18日(金)に、しまねガールズ・サイエンスプロジェクトの一環として、松江工業高等専門学校にて女子児童・女子中学生を対象に工作教室が実施されました。

この工作教室には、女子中学生23名が保護者と一緒に参加しました。

松江工業高等専門学校で開催された「夏の工作教室」において、ものづくりを通して理科・科学の面白さを学び、理系進路選択について保護者の方と一緒に考えることが目的でした。今回の工作教室は、松江工業高等専門学校 平山けい校長により「香りの科学~自分だけの香水を創ろう~」と題して、保護者と一緒に良い香りのする花や草からとった精油で世界に一つだけのオリジナル香水を創りました。まず、良い香りのする花や草からとった3種類(ラベンダー・オレンジ・ヒノキ)の精油から自分の好きな匂いを選んで、自由に調合しオリジナルの香水を創りました。また、参加者がお互いに香水を嗅ぎ合い、香りを楽しみました。

参加した女子中学生からは、「科学の楽しさを実感できた」や「色々なものをブレンドすると、色々な匂いの物がつくれるところが面白いと思った」との声が聞かれました。また、保護者からは、「先生のお話が分かりやすく、子供が科学に対する興味が出てくることを期待したい」や「子供が楽しそうに取り組んでいました。これを機に苦手な理科に興味を持って欲しい」との感想を述べていました。 参加した女子中学生や保護者は、科学技術や理科・数学に興味・関心が高まったようであり、将来、理系進路選択を前向きに選択しようと思ったようでした。

JST女子中高生理系進路選択支援プログラム「しまねガールズ・サイエンスプロジェクト」 島根大学は科学技術振興機構(JST)からの受託事業「女子中高生の理系進路選択支援プログラム」により、女子中高生の科学への興味を促し、自分自身の将来を見据えたキャリアデザインを考える場を提供し、理系のイメージを変え、理系キャリアの意識醸成を図ることを目的に、「地域とともに課題を見つめ、キャリアをデザインする-しまねガールズ・サイエンスプロジェクト」を実施しています。