島根大学 ダイバーシティ推進室

出雲科学館で現場見学ツアーを実施しました

公開日 2017年07月29日

2017年7月29日(土)に、しまねガールズ・サイエンスプロジェクトの一環として、女子中学生・高校生を対象に出雲科学館で現場見学ツアー「科学の魅力を伝える仕事を知ろう!」を実施しました。

出雲科学館で開催される「科学の縁結び祭り」を見学・体験し、科学の面白さや出雲科学館の地域での役割を学び、理系進路選択について考えることが目的でした。今回は、女子中学生1名と島根大学女子学生1名が参加しました。 まず、「科学の縁結び祭り」を見学しました。この「科学の縁結び祭り」は、今年で17年目を迎え、毎年約5000人の来場があります。子どもたちに科学やものづくりに対する興味・関心を高めること、地域に活力を与えることを目的に、島根県内の教員、学生、企業等の出展により、科学に関するブースを多数用意していました。

実際に体験し、実演して原理や現象を解説しているブースが多く、参加者に科学に対する興味関心、探究心を抱かせるものとなっていました。
見学終了後、女子中学生から出雲科学館の女性職員の方へインタビューを実施しました。女性職員の方は「仕事の内容」から始まり、「仕事のやりがい・魅力」、「ここの職員になるためにはどのようなことが必要か」等、様々なことをお話いただきました。参加した女子中学生は、「いろいろな科学の実験を見ることができて楽しかった」「科学を面白いと思った」と話しており、今後、理系の進路を前向きに選択しようと思ったようでした。

JST女子中高生理系進路選択支援プログラム「しまねガールズ・サイエンスプロジェクト」
島根大学は科学技術振興機構(JST)からの受託事業「女子中高生の理系進路選択支援プログラム」により、女子中高生の科学への興味を促し、自分自身の将来を見据えたキャリアデザインを考える場を提供し、理系のイメージを変え、理系キャリアの意識醸成を図ることを目的に、「地域とともに課題を見つめ、キャリアをデザインする-しまねガールズ・サイエンスプロジェクト」を実施しています。