島根大学 ダイバーシティ推進室

出前授業「細胞内共生研究の新たなモデル生物ミドリゾウリムシ」を実施しました

公開日 2017年07月07日

2017年7月7日(金)、島根県立大田高等学校において,島根大学生物資源科学部 児玉有紀 准教授により「細胞内共生研究の新たなモデル生物ミドリゾウリムシ」と題した講義が行われました。

本講義では、実習を交えながら、細胞内共生研究の新たなモデル生物として注目されている繊毛虫のミドリゾウリムシを用いて、自然科学研究における仮説の立て方、実験・観察、考察、論文およびプレゼンテーションによる成果発表という一連の流れについて説明されました。 島根大学生物資源科学研究科の大学院生ら2名も参加し、高校生の指導を行いました。

参加した生徒の感想では「研究とはどのようなものか知ることができた」、「生物の面白さやまだ明らかになっていないことがあることを知った」、「様々な視点から、ミドリゾウリムシについて知ることができた」などという声が聞かれました。

この講義には、理数科2年生の、男子16名、女子13名、教員3名が参加しました。
JST女子中高生理系進路選択支援プログラム「しまねガールズ・サイエンスプロジェクト」共催 島根大学は科学技術振興機構(JST)からの受託事業「女子中高生の理系進路選択支援プログラム」により、女子中高生の科学への興味を促し、自分自身の将来を見据えたキャリアデザインを考える場を提供し、理系のイメージを変え、理系キャリアの意識醸成を図ることを目的に、「地域とともに課題を見つめ、キャリアをデザインする-しまねガールズ・サイエンスプロジェクト」を実施しています。