島根大学 ダイバーシティ推進室

出前授業「現象数理学との出会い 〜研究者になるということ〜」を実施しました

公開日 2017年06月09日

2017年6月9日(金)、島根県高文連自然科学部門実験観察研修会において、島根大学総合理工学研究科 岩本真裕子講師により「現象数理学との出会い 〜研究者になるということ〜」と題した講演が行われました。

この研修会は、島根県内の自然科学部に所属する生徒が交流する宿泊研修で、
男子36名、女子23名、教員14名が参加しました。島根大学総合理工研究科の

女子大学院生ら3名も参加し、高校生の指導を行いました。

講演では、数学を使って様々な現象を理解する学問、現象数理学について話し、同時に、「粘菌の迷路解き実験」や「ヒマワリの写真からフィボナッチ数を探すワーク」など、生徒のグループワークも行われました。

生徒の感想では「日常生活のさまざまなことについて、数式で表したりできることを知り、他にも解明できることがあるのではないかと思いました」、「今までただ教科として別々に見ていた理系の科目が、密につながっていることが分かって良かった」、「新たな分野の事について興味をもつことができてよかったです」など、興味深かったという声がたくさん聞かれました。

JST女子中高生理系進路選択支援プログラム「しまねガールズ・サイエンスプロジェクト」共催
島根大学は科学技術振興機構(JST)からの受託事業「女子中高生の理系進路選択支援プログラム」により、女子中高生の科学への興味を促し、自分自身の将来を見据えたキャリアデザインを考える場を提供し、理系のイメージを変え、理系キャリアの意識醸成を図ることを目的に、「地域とともに課題を見つめ、キャリアをデザインする-しまねガールズ・サイエンスプロジェクト」を実施しています。