2025年12月16日（火）、ケンブリッジ大学教授であり、次世代たたら協創センター（NEXTA）の客員教授でもある Cathie Rae先生 をお招きし、「第70回ご縁ネットミーティング」を開催しました。

14時から行われた研究発表会には10名が参加し、以下の3名が英語による研究発表を行いました。

 

・木下愛美さん（自然科学研究科修士課程）

「ホタルイカにおける性決定と出生時性比について」

・佐藤利栄先生（救急医学講座 助教）

「国民皆保険制度の持続可能性確保に向けた研究」

・Erika Vivas Cruzさん（自然科学研究科修士課程）

「大山の火山活動について」

 

各発表後には質疑応答が行われ、専門分野の異なる参加者から活発な質問や意見が寄せられました。多角的な視点で議論を深める熱心な討論が展開され、発表者にとって研究内容をブラッシュアップする大変有意義な機会となりました。

また18時15分からは8名が参加し、夕食をとりながら懇親会を行いました。参加者は、イギリスやドイツ、日本、米国、スウェーデン、ノルウェーなど多様な国での経験を踏まえ、医療現場の状況や自身のキャリアについて意見交換を行いました。国や制度は異なるものの、女性研究者が直面する困難や仕事と家庭の両立に関する課題には共通点が多く、研究環境をより良くしていくために、どのように制度を整えていくか、また研究者自身が周囲を巻き込みながら活躍の場を広げていくことの重要性を改めて認識する機会となりました。