島根大学 ダイバーシティ推進室

SAN’INご縁ネット/芹川由布子先生(松江高専)「液状化による住宅の傾斜被害が住人の健康状態に及ぼす影響」を開催しました

公開日 2020年09月30日

9月24日(木)12:00~12:50に第43回ご縁ネットミーティングを、オンラインで開催しました。今回は松江工業高等専門学校 芹川由布子先生に「液状化による住宅の傾斜被害が住人の健康状態に及ぼす影響」をテーマにお話しいただきました。

 今回は、島根大学、松江高専所属の女性研究者や職員の方に加え、地域の一般の方を含め、計15名の方の参加がありました。
 現地調査によって得られた液状化による住宅の傾斜被害データおよび被害にあった住民へのアンケート結果を用いた報告では液状化による住宅の傾斜被害の深刻さを理解することができました。そして、芹川先生の大学院時代の緻密な実験や他の分野の研究者との共同研究から、この課題を何とか解決したいという熱い思いが伝わってきました。
 質疑応答の時間には、「私たちの住む松江で液状化被害が発生する可能性はあるか」「被害を防ぐためにどんな方策があるか」などの質問や、今後の研究の方向性や資料に関するアドバイスや発表データの一部を学生にも共有させてもらいたいという依頼もあり、とても充実した時間となりました。