島根大学 ダイバーシティ推進室

出前授業「性について」を実施しました

公開日 2018年11月06日

2018年11月6日(火)、島根県立松江南高等学校において島根大学保健管理センター 河野美江教授による「性について」と題した講演が行われました。

この講演には、2年生の生徒238名、教員7名が参加しました。

講演では、大切なこととして4つを挙げ、①自分と相手の身体について学ぶ、②妊娠したらどうするかについて2人で話す、③避妊・性感染症について2人で話し合う、④2人の付き合いについて考える、という流れで話を行ない、子供がうまれるとはどういうことなのか、性感染症を調べるにはどこへ相談すればいいのか、人が付き合っていく上で境界線を大切にしなければいけないこと等を説明しました。

参加した生徒からは、「男子と女子が性についての考え方の差を理解できていないと、互いに良い関係を築き合っていくことは難しいのだなと改めてわかった」「二人の境界線のことは初めて聞いた。自分の考えを相手に押し付けるのではなく、相手の考えや気持ちをきちんと考えて人と関わっていかなければいけないなと思った」といった感想が寄せられました。また、「普段、友達との境界線など考えずにスキンシップをとっていたけれど、相手がどう思っているかを考えなければいけないと思った」「この講演を機に、人との付き合い方全体についていま一度考え直していきたいと思う」など普段の生活を振り返る良い機会になったようでした。

JST女子中高生理系進路選択支援プログラム「しまねガールズ・サイエンスプロジェクト」共催 島根大学は科学技術振興機構(JST)からの受託事業「女子中高生の理系進路選択支援プログラム」により、女子中高生の科学への興味を促し、自分自身の将来を見据えたキャリアデザインを考える場を提供し、理系のイメージを変え、理系キャリアの意識醸成を図ることを目的に、「地域とともに課題を見つめ、キャリアをデザインする-しまねガールズ・サイエンスプロジェクト」を実施しています。