島根大学 ダイバーシティ推進室

松江赤十字病院で現場見学ツアーを実施しました

公開日 2017年08月10日

2017年8月10日(木)に、しまねガールズ・サイエンスプロジェクトの一環として、女子中学生・高校生を対象に松江赤十字病院で現場見学ツアー「病院の仕事を知ろう!ヘリポートが見られるかも?!」を実施しました。

今回は、女子中学生3名、高校生1名の計4名と
島根大学女子学生1名が参加しました。

病院で働く様々な職種の女性や松江赤十字病院の地域での役割を知り、医療職の仕事について学び、理系進路選択について考えることが目的でした。まず、オリエンテーション後にヘリポートの見学をしました。島根県では出雲空港にドクターヘリを待機させ、島根県立中央病院と日赤が連携し、医師・看護師を乗せて県内各地に救助に行くということでした。隠岐の離島や僻地を抱える島根県では、ドクターヘリが大変重要であることがわかりました。その後、産婦人科医師、薬剤師、臨床工学技士として働いている3名の女性に職場の案内をしていただき、仕事の内容や魅力、女性としての働き方などについてお話し頂きました。

参加した女子中高生からは、真剣な眼差しで現場の見学や仕事の体験を行い、それぞれの医療従事者に「この仕事を選んだきっかけ」や「仕事のやりがい」、「中高生のうちにしていたことは何か」などと質問していました。

見学ツアー終了後には「普段できないことを体験できてよかった」や「少人数でのインタビューで質問がしやすかった」、「実際に見ることで仕事のイメージが持てた」などの声が聞かれ、実際に病院の仕事を知ることで、より理系に進みたい、医療関係の仕事がやりたい等、将来について改めて考えるとてもいい機会になったようでした。

JST女子中高生理系進路選択支援プログラム「しまねガールズ・サイエンスプロジェクト」
島根大学は科学技術振興機構(JST)からの受託事業「女子中高生の理系進路選択支援プログラム」により、女子中高生の科学への興味を促し、自分自身の将来を見据えたキャリアデザインを考える場を提供し、理系のイメージを変え、理系キャリアの意識醸成を図ることを目的に、「地域とともに課題を見つめ、キャリアをデザインする-しまねガールズ・サイエンスプロジェクト」を実施しています。