島根大学 ダイバーシティ推進室

益田赤十字病院で現場見学ツアーを実施しました

公開日 2017年08月01日

2017年8月1日(火)に、しまねガールズ・サイエンスプロジェクトの一環として、女子中学生・高校生を対象に益田赤十字病院で現場見学ツアー「病院の仕事を知ろう!」を実施しました。

今回は、女子中学生1名と島根大学女子学生1名が参加しました。

病院で働く多職種の女性や益田赤十字病院の地域での役割を知り、仕事の魅力や科学の役割を学び、理系進路選択について考えることが目的でした。  この現場見学ツアーにおいて、臨床心理士をはじめリハビリテーション技術課、検査部、薬剤部、放射線科部、臨床工学技術課など様々な職種の方から話を聞くことができ、臨床心理士の方からは「心理テストは統計に基づいており、理系の部分が大きい」など、興味深いお話をして頂きました。 参加した女子中学生は、医療者の話を真剣に聞き、疑問に思ったことを積極的に質問していました。

見学終了後インタビューの時間を設け、女子中学生から女性医療従事者へ「仕事のやりがい」や「仕事を選んだ理由」、「出産と仕事の両立」等をインタビューし、「分からないことを知ることができてよかった」と感想を述べていました。また今回の現場見学ツアーの中で、「地域課題に関する意見交換会」を実施し、益田圏域の医療についての意見交換を行いました。
最後に参加した女子中学生からは、「医療現場について詳しく知ることができ、将来的に医療の仕事につくことができればいいなと思いました」との声が聞こえました。

JST女子中高生理系進路選択支援プログラム「しまねガールズ・サイエンスプロジェクト」
島根大学は科学技術振興機構(JST)からの受託事業「女子中高生の理系進路選択支援プログラム」により、女子中高生の科学への興味を促し、自分自身の将来を見据えたキャリアデザインを考える場を提供し、理系のイメージを変え、理系キャリアの意識醸成を図ることを目的に、「地域とともに課題を見つめ、キャリアをデザインする-しまねガールズ・サイエンスプロジェクト」を実施しています。