島根大学 ダイバーシティ推進室

ゴビウスで現場見学ツアーを実施しました

公開日 2017年07月23日

2017年7月23日(日)に、しまねガールズ・サイエンスプロジェクトの一環として、女子中学生・高校生を対象に島根県立宍道湖自然館ゴビウスで現場見学ツアー「飼育員の仕事を見てみよう!」を実施しました。

飼育員の仕事やゴビウスの地域での役割を知り、仕事の魅力や科学の役割を学んで理系進路選択について考えることが目的でした。 今回は、女子中学生1名と島根大学女子学生1名が参加しました。 まず、ゴビウスで行われている「生きもの観察会」に一緒に参加し、観察会での飼育員の仕事を見学しました。今回の観察会は「光る!ウミホタル!」と題し、海にすむ小さな生きもの「ウミホタル」の発光を観察することを目的に行われました。観察会では、顕微鏡を用いてウミホタルを観察してスケッチをし、その後、乾燥させたウミホタルを粉砕し部屋を暗くして発光を観察しました。また、実験や研究では生きものの命を使うこともあるいうことを身をもって体験できました。

見学ツアー終了後、女子中学生から飼育員の方へのインタビューの時間を設け、「飼育員になるために必要なことは何か」等の問いに、「生きものが好きであることが大前提である」との答えを頂きました。さらに「学生時代の研究内容をリンクした就職選択をした」と飼育員になった動機も教えて頂きました。参加した女性中学生は、生きもののおもしろさが分かり、理系に対する興味、関心が高まったようでした。

JST女子中高生理系進路選択支援プログラム「しまねガールズ・サイエンスプロジェクト」 
島根大学は科学技術振興機構(JST)からの受託事業「女子中高生の理系進路選択支援プログラム」により、女子中高生の科学への興味を促し、自分自身の将来を見据えたキャリアデザインを考える場を提供し、理系のイメージを変え、理系キャリアの意識醸成を図ることを目的に、「地域とともに課題を見つめ、キャリアをデザインする-しまねガールズ・サイエンスプロジェクト」を実施しています。