島根大学 ダイバーシティ推進室

出前授業「食べ物と健康~食品機能性研究の面白さと難しさ~」を実施しました

2018.06.08

2018年6月8日(金)、島根県高文連自然科学部門実験観察研修会において、島根大学生物資源科学部室田佳恵子教授により「食べ物と健康~食品機能性研究の面白さと難しさ~」と題した講演が行われました。

この研修会は、島根県内の自然科学部に所属する生徒が交流する宿泊研修で、男子45名、女子28名、教員8名が参加しました。

講演では、室田教授の自己紹介と経歴から始まり、食品成分とその機能、栄養素の役割など食品の基礎を最初に学びました。

次に10班に分かれて緑茶、麦茶、烏龍茶などいろいろなお茶の抗酸化力をDPPH溶液の色で比較する実験を行いました。どの生徒もDPPH溶液が変化する様子を興味深そうに観察しており、DPPH溶液の変化がはっきりとしない場合は、レジュメに載っていない16倍希釈を自ら作る生徒もいました。また、他に用意していた飲料水や調味料の抗酸化作用を調べる生徒もおり、醤油の希釈液によってDPPHの色が変化した、しなかった理由を生徒なりに考察していました。生徒たちは積極的に実験を行っており、この実験で生徒たちは自ら行動し、興味のあることについて積極的に学ぼうとする姿勢が見られました。 

島根大学自然科学研究科の女子大学院生と生物資源科学部の女子大学生ら11名も参加し、高校生の指導を行いました。

参加した生徒からは「実験することの楽しさを再確認できた」「食品化学の分野で複雑な科学が絡んでいるとわかった」「理系の中でも視野が広がった」「より理系に進学する意志がかたくなった」という声が聞かれました。

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JST女子中高生理系進路選択支援プログラム「しまねガールズ・サイエンスプロジェクト」共催

島根大学は科学技術振興機構(JST)からの受託事業「女子中高生の理系進路選択支援プログラム」により、女子中高生の科学への興味を促し、自分自身の将来を見据えたキャリアデザインを考える場を提供し、理系のイメージを変え、理系キャリアの意識醸成を図ることを目的に、「地域とともに課題を見つめ、キャリアをデザインする-しまねガールズ・サイエンスプロジェクト」を実施しています。